ボラボラの夜景

その5:ボラボラ観光編 (12/22〜24)


●ひき続きボラボラ・ラグーン・リゾート

ガラステーブル  結婚式の翌日は朝から雨。なんとなくベッドでダラダラとして過ごします。妻はちょうど長旅の疲れが出てきたところのようで、先はまだまだ長いことでもあるし、ちょうど良い休養といった感じです。雨なので泳ぐ気はしませんが、ガラステーブルは大活躍。タヒチの水上バンガローではガラステーブルがある所は多いようですが、蓋が開けられるというのは大きなメリットですね。ちなみにこのテーブルの下には灯りがついていて、夜でもそれを着けると魚が寄ってくるのが良く見えます。

 午後になって少し雨が小降りになってきたので、ホテルのシャトルボートを使って対岸のヴァイタペの町まで行ってみます。土曜日の夕方なので閉まっているお店が多いのですが、スーパーで買い出しをしたり、早めの夕食を取ったりして、7時過ぎに帰ってきました。

 ボラボラ到着4日目は晴れ。ボラボラに来る人は、毎日ホテルのアクティビティに参加して大忙しというパターンが多いようですが、我々は「こんなに快適なホテルなんだから、外に行く必要もないし、ここでのんびりしよう」ということで意見が一致し、今日もホテル内で過ごすことにします。昨日一日ゆっくりして疲れもとれたので、シュノーケリングをしたり、カヤックに乗ったり、プールで泳いだり、ホテルの裏手の小さな山に登ってみたり(モツの反対側に広がる外洋が見えて綺麗でした)、そんなこんなで一日があっという間に過ぎてしまいました。

●ボラボラ本島に渡る

 12月24日、クリスマスイブにラグーンリゾートをチェックアウト。11時のシャトルボートで名残り惜しいホテルを後にすると、ヴァイタペの船着き場には、次に泊まるホテル・ボラボラのマイクロバスが迎えにきてくれています。約15分のドライブでホテル・ボラボラに到着。さすがにボラボラで最も格式が高いと言われるだけあって、なかなか落ち着いた雰囲気です。明るくオシャレなラグーンリゾートに対して、ちょっと大人のホテルって感じですね。今日の宿泊はビーチバンガローですが、こちらもなかなか良い雰囲気です。ただ、残念なことに雨と風が強く、海が綺麗なことで有名なマティラ岬を散歩してみたのですが、ちょっと泳げる感じではありません。代わりにレンタカーを借りて、島を一周してみることにしました。

オテマヌ山の中腹  さすがに一流ホテルだけあって、レンタカーも綺麗で快適です(後日タヒチ島の格安レンタカーと比べて実感することになる)。まずは島の東側、あまり民家のない側から回ってみます。沖のモツにはホテル・メリディアンの豪華な建物が見えるのですが、本島の側は質素な家がポツポツと建っている程度で、とても静かな感じです。さらに島を半周ほど進んで島の西側にまわってきたところから、島の中心部に入っていける道を発見、さっそく突入してみます。オテマヌ山へ向かって進んでいくワイルドな道なのですが、途中で舗装が終わってダート道になっています。やむなくそこで断念し、記念写真をとって撤収。4WDサファリツアーなんかだと、この奥へ更に突き進んでいくのかな。それからまた海岸沿いを進み、ヴァイタペの町で買い物。いったんホテルの前まで戻ってきてから、食事ができる場所を探して更にドライブ。島の東側にある“レヴァトア・クラブ”が美味しそうだったので行ってみたのですが、残念ながらレストランはお休み。洒落た売店があったのでお土産を買い込み、別のお店を探すことにします。結局、マティラ岬の近くのレストランを見つけ、ここで早めの夕食ということにしました。ビーチに突き出した小さなレストランでしたが(名前は失念)、眺めが良く、味もなかなかでした。

 ホテルに戻ると、今日はクリスマスイブということで、近所のママさんコーラスを迎えてのカクテルパーティーがあるとのこと。白い衣装を身にまとったオバサンたちは、決して上手とは言えませんが、この晴れ舞台をとても楽しんでいるようでした。

 パーティーが終わると、ロビーの隅にインターネット端末を発見。妻と相談の結果、これを使ってタヒチ最終日の宿を予約してしまうことにしました。29日のメリディアンの部屋を確保して一安心。クリスマスイブの夜が明けると、いよいよボラボラを離れることになります。


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