2011年度 試合結果


3/5 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ00000000
Sakura00000000

今期の活動開始日は、グラウンドを2コマ確保し、みっちり練習した後、史上最も早い開幕戦となる試合に臨んだ。立ち上がり、先頭の藤島がいきなりレフト前ヒットで出塁するが、相手サウスポーの巧みな牽制に苦しんだあげく盗塁失敗。その後、二つの四球で二死一・二塁とするも、清水の三振で無得点に終わる。2回表、小林紀のヒットと大淵の送りバントで一死二塁とするが、続く落合の会心の当たりがセカンド正面のライナーとなり、結局この回も無得点。するとその裏、先発の落合が、ヒットと四球で一死一・二塁とされた後、当りそこないの内野安打で満塁のピンチ。しかしこちらも後続をしっかり抑えて無失点とする。直後の3回表、藤島バントヒット・太田セカンド強襲ヒットで無死一・二塁のチャンスに、続く清田はセンター前への微妙な当たり。これがヒットとなり、センターがファンブルする間に藤島が一気にホームを狙うが、惜しくもタッチアウト。なおも一死二・三塁のチャンスが続いたが、連続三振でどうしても点が取れない。すると流れは相手に傾き、4回裏には死球とヒットで無死一・二塁のピンチを何とか凌ぐ。5回裏から登板した大淵も、5回裏無死二塁・6回裏二死一・三塁のピンチを迎えるが、決定打を許さず、試合はスコアレスのまま最終回へ。ここで二死一塁から安達のヒットで一・二塁とすると、続く藤島のショートゴロは、送球を受けた一塁手の足がベースから離れて満塁のチャンス。しかし、続く太田の鋭い当たりはピッチャー正面を突き、この回も無得点。その裏、3番手の清田が綺麗に三者凡退で抑え、白熱の開幕戦は、スコアレスドローという結果となった。


4/9 練習試合(北野公園)

ブルーオーシャンズ00063413
リンクス011000x2
(6回裏途中で時時間切れのためコールド)

(勝) 落合1勝

震災による中断を挟んで1ヶ月ぶりの試合。初回二死二塁、2回一死満塁とチャンスを掴みながらも生かせずにいると、その裏、先発落合が二死から連打であっさりと先制点を許す。3回表も無死三塁のチャンスを逸すると、その裏、死球と振り逃げで無死一・三塁とされると、得意の牽制偽投で一塁走者を吊り出すものの、その後の処理がまずく逆に三塁走者にホームインされてしまう。しかし、続く4回、無死二塁から小林紀がレフトオーバーの二塁打でまず1点。四球を挟んで落合の二塁打で同点。さらにここで、安達のスクイズは相手投手の正面をつくものの、それをお手玉する間に三塁走者の大淵が帰って勝ち越しに成功した。さらに続く船橋がスクイズに再挑戦するも本塁封殺となるが、その後、清田の2点タイムリーと敵失で合計6点を取って逆転に成功した。こうなると攻撃陣はペースを掴み、5回表は清水の二塁打から始まって落合のタイムリーなどで3得点、6回表も清田のこの日3本目となるセンター前ヒットから始まり、大淵のラッキーなセカンド前タイムリーなどで4点を追加した。5回2失点の落合から2番手大淵にスイッチし、6回裏一死一・三塁となったところで時間切れ終了。まずはめでたく今期初勝利となった。


4/16 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ1002213x9
ディスカバーズ110000X2
(6回表途中で時時間切れのためコールド)

(勝) 落合2勝

3年ぶりとなるディスカバーズとの対戦。初回二死から敵失の小林紀が三塁に進むと、続く井上の内野安打であっさり1点を先制。ところがその裏、四球の走者を捕逸とサードゴロエラーであっさり返してしまう。さらに2回裏、先発の落合が相手打線につかまり、二死から連打で勝ち越し点を許してしまう苦しい展開となる。味方は2・3回と走塁死が続き嫌な展開だったが、4回表、またも敵失で出塁した小林紀を三塁に置き、伊藤研がセンター前タイムリーでまずは同点。さらに盗塁のあと落合の三遊間タイムリーで勝ち越した。5回表にも、清田のヒットを足がかりに、連続四死球に相手守備の乱れが絡んで2点を追加。その後、調子を取り戻した落合から清田に繋ぐリレーで無失点を続ける中で、6回には3四死球と内野ゴロで1点、さらに7回には3つの四死球に敵失を絡めて1点を取り、なお走者二・三塁としたところで、続く落合がセンターオーバーの二塁打で2点を追加。ちょうどここで時間切れ試合終了となった。手堅いピッチングで今期2勝目を挙げるとともに、二試合連続猛打賞でチームのヒット数6本の半分を叩き出した落合の活躍が目立つ試合であった。


4/16 練習試合(滝ヶ原)

ハイサイ0000100x1
ブルーオーシャンズ004008X12
(7回表途中で時時間切れのためコールド)

(勝) 大淵1勝 / (本)落合1号

先発大淵は、二者連続三振で始まる順調な立ち上がり。1・2回とチャンスを活かせなかった攻撃陣も、3回には四球の藤島とヒットの清田を二・三塁に置いて、続く安達がセカンドゴロ。手堅く1点を先制すると、相手の悪送球でさらに1点を追加。その後、落合の二塁打で1点を追加し、さらに伊藤研が死球で二・三塁。ここで、相手二遊間の牽制が甘いとみたベンチで、誰ともなく「これ走れるんじゃないの」と言うのを聞いた安達主将が、とっさの思いつきでダブルスチールのサイン。これが見事に成功すると、相手捕手の悪送球を誘い、落合が一気にホームインし、この回合計4点で試合を優位に進める。4回表には、サード清田のダイビングキャッチで更に流れを引き寄せる。その裏、ヒットの小林紀が暴投と内野ゴロで三塁に進むと、今度は初球スクイズのサイン。しかしここは小林紀のスタートが早すぎ、相手投手の牽制で刺されてしまう。直後の5回表、三塁打と犠飛で効果的に1点を返されるものの、後続を抑えた大淵が、6回1失点と上々の出来でマウンドを降りると、6回裏ついに打線が爆発。清水のヒットを皮切りに、3連続四球の後、大淵内野安打・藤島ヒット・清田三塁打と続いて6点。安達凡退を挟んで船橋ヒットの後、落合の当たりはレフトオーバーの今期チーム第1号ホームランで、この回合計8点となった。7回表、2番手の船橋が先頭打者を三振に取り、続く打者を歩かせたところで時間切れ終了。結果的にはダブルヘッダー2試合とも快勝となった。


4/23 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ500003311
コムタンズ142132X13

(敗) 落合2勝1敗 / (本)落合2,3号

強風と小雨の中の一戦。初回、1番嵯峨・2番大淵が連続四球の後、3番落合がレフト横へ痛烈なライナー。これがホームランとなって3点を先制すると、さらに二つの四球で二死二・三塁として、安達がレフト前にタイムリー。いきなり5点を先制する。しかしこの日の先発落合は、好調な打撃とはうらはらに不安定なピッチング。初回は四球と内野ゴロで1失点。2回も2安打1四球で1点を返されたあと、レフトオーバーのスリーランホームランで同点とされてしまう。さらに3回には、内野の連続エラーなどで2点を勝ち越されると、4回にも連打で1点を追加され、5回8失点でマウンドを降りる。打線は2回以降、四球やエラーでチャンスを重ねながら、タイムリーが出ずに無得点。すると5回裏には、2番手船橋がつかまり更に3失点。それでも6回表、3つの四死球で満塁としたあと、小林紀のタイムリーと二つの押し出しで3点を返す。ところがその裏、四つの四死球などでさらに2点を追加される苦しい展開。そして最終回、嵯峨・大淵の連続四球の後、落合がまたしてもレフト横を抜けるスリーラン。自らの通算150安打を飾ると同時に、試合も2点差まで迫ったが、後続が凡退して試合終了となった。終わってみれば毎回の13失点。2009年10月から続いていた落合の連勝記録も20で止まった。


5/7 練習試合(北野公園)

クラシックホーネット00000000
ブルーオーシャンズ210700X10

(勝) 落合3勝1敗 / (S)大淵1勝1S

この日も小雨の中の試合。前の試合で肉離れを起こした安達主将が、杖を片手に監督専念で指揮を執る。まずは1回裏二死二塁から清水の二塁打で先制し、敵失もあって2対0とする。直後の2回表、先発落合が連続四死球で無死一・三塁とすると、続く打者は投手の頭を越える緩いゴロ。これがセカンドゴロエラーとなるが、三塁走者がスタートを切らず、そのまま満塁となる。ここで落合が踏ん張り、二飛・三振・投ゴロでこのピンチを乗り切ると、流れはブルーオーシャンズへ。2回裏は、伊藤研・古川の連打で1点を追加。そして4回裏には、小林紀の二塁打を皮切りに、古川犠飛、敵失を挟んで藤島の2点タイムリー、大淵内野安打、清田敵失で2点追加、そして締めは清水・落合の連続タイムリーでこの回7点を挙げ、試合を決めた。3回以降立ち直った落合の後を受け、5回からは大淵が無難に抑え、継投でのシャットアウト。5回裏にはスクイズのサインが出たところでウェストされて三塁走者憤死という場面もあったが、大量点差に守られての勝利となった。


5/15 市民大会(けやき公園)

イージャンズ0002013
ブルーオーシャンズ0000033

市民大会1回戦。両軍とも落ち着いた立ち上がりの後の2回裏、落合のヒットなどで一死二・三塁とすると、続く船橋はレフトへ浅いフライを打ち上げる。三塁走者の落合は、思い切ってタッチアップのスタートを切るが、相手レフトの好送球で本塁憤死となり、膠着した試合が続く。そして迎えた4回表、ここまで安定したピッチングを見せていた先発落合だったが、先頭打者の高く弾んだピッチャーゴロを取りそこねて無死一塁。さらに次打者も一塁ゴロエラーで出ると、パスボールもあって無死二・三塁のピンチ。ここで相手6番打者にレフト前タイムリーを喫し、2点を先制されてしまう。さらにピンチは続いたが、次打者の鋭いセンターライナーで走者が飛び出してダブルプレー。二死からヒットで出た走者も牽制刺で凌ぐ。一方の攻撃陣は、3回一死一塁、4回無死二塁、5回二死二・三塁と走者を出すものの、タイムリーが出ず無得点。逆に6回表には、簡単に二死を取った後、サード強襲ヒットと盗塁で二死二塁とされると、続く打者の止めたバットに当ったボテボテの打球が一塁横へ。ここで投手・一塁手・二塁手の連携が悪く、打球はスルスルとライト前まで抜けてしまう。さらにその処理にもたつく間に、二塁走者が一気に帰って3点差。時間切れで6回が最終イニングということで、いよいよ風前の灯となる。迎えた最後の攻撃、一死後に落合がレフトオーバーの二塁打で出塁する。ここで3点差にも関わらず無謀なリードを取った落合が牽制に釣り出されるが、相手エラーに助けられて三塁に進むと、続く大淵がセンター前タイムリーでまず1点を返す。さらに古川がセカンド後方に落ちるヒットで一・二塁とすると、船橋の一塁ゴロで二死二・三塁となり、続く清田が右中間をライナーで抜く三塁打を放ち、一気に同点とした。なおも二死三塁で打者は藤島。一気にサヨナラの期待が高まったが、三振でゲームセット。しかし続けて行なわれた抽選を5対4の僅差で制し、引き分けながら2回戦進出を決めた。


6/26 市民大会(けやき公園)

ゼルコバパワーズ30100217
ブルーオーシャンズ00000000

(勝) 落合3勝2敗

前回、チーム史上に残る名試合を演じて勝ち上がっての2回戦。しかしその間、雨や人数不足に祟られ、なんと5週連続で活動なしという異例のブランクを挟んでの試合となった。立ち上がりが心配された先発落合は、古川の予言通り先頭打者に死球を与えてしまうと、犠打とタイムリーであっさり先制点を許す。さらに内野安打とパスボールで二・三塁となった後、左中間二塁打で2点を追加されての苦しい試合展開となった。3回にはサードのエラーとヒットで一・三塁とすると、落合得意の牽制偽投が決まったと思ったそのとき、自らの悪送球で追加点を許してしまう。一方の打線は全く奮わず、2回井上の痛烈な当たりがサードライナーとなったくらいしか見所も無く、ノーヒットのまま無得点が続く。迎えた6回表、一死一・二塁からサード強襲ヒットで満塁とされた後、センター前タイムリーで2点を失う。その後、次打者の打球はキャッチャー前の小フライ。ここで加順が演技力満載の落球の後、相手走者が呆然とする中、サード〜セカンドと渡って併殺が成立してしまう。するとその裏二死から、途中出場の藤島が見事なバントヒットを決め、どうにかノーヒットからは脱する。続く最終回、三塁打と犠飛であっさり7点目を失った後、一死一塁からセカンドゴロで打者走者を刺したところで、なぜか敵も味方もアウトカウントを勘違い。審判に指摘されてグラウンドに戻ると、ベンチに戻りかけていた一塁走者は既に三塁に達していたが、「セカンドベースを踏んでいない」というアピールでアウトとなり、事なきを得る。その裏、小林紀・落合のヒットで一・二塁とするも、後続が続かず完封負け。実力の差以上に、珍プレー続きでの右往左往が印象に残る試合となってしまった。


7/02 練習試合(北野公園)

ブルーオーシャンズ0300003
レアルオマギー10006X7

(敗) 伊藤(研)1敗 / (本) 落合4号

初回、清田・藤島の一・二番が連続三振という嫌な立ち上がり。その裏、先発落合が先頭打者を歩かせると、盗塁とパスボールで三塁に進んだ後、続くショートゴロを清田がまさかの本塁悪送球で1点を献上してしまう。しかし直後の2回表一死、落合の強烈なライナーがレフト頭上を越えると、そのままフェンスオーバーのホームランとなって同点。さらに新人寺田の初打席初安打から、清水四球・篠原タイムリー・井上敵失と続いて3対1とリードする。しかし、続く安達のレフトライナーで、三塁走者の篠原がタッチアップを怠って追加点を奪えず。その後、落合は味方のエラーにも足を引っ張られ、2回二死満塁、3回二死一・二塁、4回二死二・三塁とピンチが続くものの、なんとか無失点で踏ん張り続ける。一方の打線も、4回は寺田の内野安打を足がかりに二死一・二塁、5回は伊藤のヒットなどで二死満塁とするも、後続が凡退して追加点を取れず。そして5回裏、満を持して2番手伊藤(研)がマウンドに上がったが、二つの四球と振り逃げで満塁とすると、タイムリー二塁打を喫して同点。さらに再び四球で満塁となったところで3番手大淵にマウンドを譲るが、続く打者の打球はレフトフェンスを越えるグランドスラム。一気に4点のリードを許してしまう。時間切れで最終回となった6回表はあっさりと三者凡退でゲームセット。序盤は押していただけに残念な敗戦となってしまった。


7/16 練習試合(大塚公園)

ブルーオーシャンズ102032x8
トラベラーズ03010X4
(6回表途中で時時間切れのためコールド)

(勝) 落合4勝2敗 / (本) 落合5・6号, 伊藤(研)1号

2戦連続で学生チームとの戦い。初回簡単に二死をとられた後、自らオーダした3番落合の左中間の打球が柵越えとなり幸先よく1点を先制する。2回トラベラーズの攻撃、サード内野安打・四球・センター二塁打等で3点を還されなおも二死二・三塁、続く打者のセンター方向への強い当たりがセカンドランナーに当たり大量失点を免れる。3回表、先頭の伊藤(研)がライトへの本塁打で反撃の狼煙を上げ、小林のヒットで同点とするも、4回裏に味方エラーで1点ビハインドとなる。連敗を免れたい5回は二死から先頭の藤島がみごとなバントヒット、安達が四球を選び打撃絶好調の落合に回ると、左中間へこの日二本目の本塁打で逆転決勝打を放った。その裏伊藤(研)のファインプレーで相手の攻撃を封じ6回表に連打で2点を追加したところでタイムアップ。暑い中で効率的に得点できたゲームとなった。


8/20 練習試合(けやき公園)

ブルーオーシャンズ0200046
Lovers0000101

(勝) 落合5勝2敗

人数調整の難しい時期、なんとか人と対戦相手を探し漕ぎ着けた約1ヶ月ぶりの活動。市民大会会場となるけやき公園で初の対戦となるLovers戦。 初回、かつてない背の高いピッチャー相手に簡単に抑えられてしまうが、対する先発落合も初回簡単に相手打線を三者凡退とする。 続く2回、伊藤(研)がセンター前へのヒットで出塁すると、続く清水の左中間へのあたりで一塁から激走した伊藤(研)が生還し、バッターも二塁を落としいれる。その後は膠着状態が続き5回裏、相手審判の厳しい判定に悩まされた落合が2四球とデッドボールで無死満塁とし、続くバッターの内野ゴロの間にノーヒットで1点を奪われる。続く6回、藤島がピッチャーとサードの間を抜ける見事なプッシュバントで出塁すると、2連続四球で満塁とし、4番小林のサードへのヒットで1点を追加。なおも満塁で助っ人参戦の西村が走者一掃の三塁打を放ち試合を決定付ける。結果ノーヒットで1点を失ってしまったが、落合の我慢強い投球と粘り強く駄目押しした打線が光ったゲームであった。


9/11 市民大会(けやき公園)

ブルーオーシャンズ00000213
イージャンズ0110002x4
(7回表裏は一死満塁からの特別延長)

(敗) 落合5勝3敗

秋の市民大会一回戦は、奇しくも春と同じイージャンズとの対戦。無難な立ち上がりを見せた先発落合だったが、2回裏、ショートゴロエラーと中越え二塁打で無死二・三塁のピンチ。続く打者のサードゴロでバックホームがクロスプレーとなるも間一髪セーフ。1点を先取される。続く3回にも、ライト横への二塁打と内野ゴロで二死三塁とされると、不運なライト前ポテンヒットで追加点をあげられる。直後の4回表、藤島の内野安打と小林のサードゴロ敵失で一死二・三塁のチャンスとするが、続く清水・井上が凡退で無得点。その後、落合が4回・5回と走者を出しながらも粘りのピッチングを見せると、迎えた6回表。藤島の内野安打と小林の左越え二塁打で、4回に続いて一死二・三塁のチャンス。ここで続く清水の当たりは二塁横への痛烈なライナーだったが、相手のファインプレーに阻まれ二死。続く井上は投手前ボテボテの当たりだったが、これが相手エラーを誘って1点を返す。さらに大淵の死球で満塁としたあと、満を持して登場の代打安達。低めの変化球を三振するも、相手捕手が後逸してまさかの振り逃げで同点。二塁走者の井上も一気にホームを狙うが、きわどいプレーでタッチアウト。その裏の相手を0点に抑えたところで、時間切れのため特別延長となる。一死満塁で自由に打者を選択してスタートという特別ルールに対して、安達主将が指名したのは今日2安打の4番小林。しかしその小林は、この回から交代した相手速球派投手の前に平凡なサードフライ。ところが続く清水の打席で相手投手が暴投、難なく1点を取った。その裏、やはり一死満塁からのスタートで迎えた相手2番打者だったが、その打球は無情にも左中間へ。春の大会と同じような展開になりながらも、今回は見事なサヨナラ負けとなってしまった。

なお、この試合で藤島選手は、史上18人目の通算50本安打を達成しました。


9/17 練習試合(大塚公園)

ブルーオーシャンズ00000101
城山Jacks002201X5

(敗) 落合5勝4敗

直前までの雨で開催が危ぶまれた中での平均年齢23歳という城山Jacks戦。2回までお互いが簡単に三者凡退という静かな立ち上がり。3回表四死球でノーアウト一・二塁の最初のチャンスにバッター藤島にバント指示。しかしバットに当てられずカウントを稼がれ、動揺したキャプテンがサインミス。ダブルスチールとなるも相手キャッチャーのストライク送球で三塁憤死となり後続も凡退してしまう。その後の3回裏、守備の乱れから2点を献上し、4回裏にも二つの四球と盗塁、守りのミスから更に2点を追加され苦しい展開となる。続く5回、先頭の小林(紀)の打球がフラフラっとピッチャーとセカンドの前に上がり1アウトを覚悟したが、幸いにもどちらも捕れずチーム初安打。続く清水の打席で打撃妨害があり再びノーアウト一・二塁となるが、後続が凡退し得点が奪えない厳しい状況が続く。しかし5回からこの日初参戦となる入部候補の篠塚がマウンドに上がり、挨拶変わりに先頭打者に死球を与え、二盗・三盗を決められてしまうが、後続三人を簡単に仕留め得点を与えない。これに応えたい打線は、先頭の井上が四球で出塁しパスボールと内野ゴロの間に二死三塁。この場面で安達のバットに当てた打球がセンター寄りのショート後方に落ち井上が生還し唯一の得点となるが、その裏1点を追加されそのままゲームセット。先週から続く打撃不振とミスによる失点が印象に残る試合となってしまった。しかし篠塚という逸材を得たことで落合に続く苦しい先発ピッチャー事情が解消できそうな予感がした日となった。


10/01 練習試合(滝ヶ原)

日伝50000005
ブルーオーシャンズ400142X11

(勝) 篠塚1勝

井上貴さん率いる日伝との初対戦。相手はチーム発足後初めての試合ということ。初回、先発の大淵は相手の俊足に苦しめられ、四球と内野安打3本で2点を取られる。さらに二死一・三塁から、初めて許した良い当たりが左中間を抜けるホームランとなり、なんと5失点。しかしその裏、先頭の藤島から安達、伊藤(研)、寺田と4連打で3点を返すと、さらに二死後には大淵の二塁打で1点差に迫った。その後は、レフト清水の背走キャッチなどにも助けられ、大淵は無失点を続ける。3回裏無死から伊藤(研)の三塁打でつかんだチャンスこそ逃すものの、続く4回には、四球と敵失で同点にすると、続く5回からは満を持して2番手篠塚が登板。するとその裏、伊藤(研)四球のあと寺田がセカンドの頭上を抜く二塁打。ホームを狙った伊藤(研)は憤死するものの、続く清水・太田の連続タイムリーで2点を勝ち越し。さらに大淵がバントヒットと盗塁で一死二・三塁とすると、打者篠原のときのワイルドピッチで一気に二人の走者がホームイン。4点差として試合を優位に進める。その後、6回裏にも大淵の押出し四球と篠原の内野安打で2点を追加すると、守っては篠塚が5・6・7回を被安打1で零封。入団2試合目にして早くも初勝利を掴んだ。(なお、敵チームに入った井上さんは、3打数1安打、守ってはサードで安達の痛烈なゴロを見事に裁くなど、敵ながらなかなかの活躍でしたが、最終回二死からサードゴロで最後の打者となりました)


10/08 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ12002005
スレイヤーズ050213X11

(敗) 大淵1勝1敗1S

今年二度目の変則ダブル第一試合。対戦相手のスレイヤーズは、全員が22歳の若いチーム。初回、先頭の伊藤(研)が二塁打で出ると、敵失であっさり先制点。2回にも、篠塚の内野安打と太田の四球の後、伊藤(研)のタイムリーと安達の内野ゴロで2点を追加する。一方、立ち上がりを無難に抑えた先発の大淵だったが、2回裏、連続三塁打で1点を返されると、エラーで2点目を失う。さらにヒットで同点とされた後、相手先頭打者に勝ち越しのツーランホームランを喫してしまった。直後の3回表一死二・三塁の好機を逸すると、4回裏には2つのエラーの後に三塁打を喫して2失点。それでも続く5回表、2ストライクからファールで粘り続けた篠原が四球で出塁すると、続く篠原の連続四球に、牽制悪送球、ダブルスチール、暴投と続いて再び2点差に迫る。しかし、その裏守備陣に3つのエラーが重なり1点を失うと、6回裏にも2安打2エラーで3失点。最後は反撃の気配もなく終わってしまった。


10/08 練習試合(滝ヶ原)

ワイルドペンギンズ2000327
ブルーオーシャンズ0150107

第二試合の先発は篠塚。先頭打者を平凡なファーストフライに打ち取るが、ファースト篠原がまさかの落球。するとその後ヒット3本で2点を失ってしまう。それでも2回裏には船橋の三遊間ヒットと2つの四球で満塁とすると、大淵が押出し四球を選んでまず1点。続く3回裏には、ノーアウトから太田・篠塚・篠原・清水が連続ヒット。さらに船橋の二塁打と小林(紀)の内野ゴロ(+敵失)で、この回一気に5点を取り逆転する。一方の篠塚は、2回以降、スライダーが冴えて安定したピッチングを見せる。迎えた5回表、三塁強襲ヒットなどで二死三塁とされると、続く2,3,4番に三連打を浴びて1点差に迫られてしまう。その裏、寺田の内野安打と敵失などで再び2点差とするが、6回表、2安打1四球で迎えた二死満塁のピンチ。ここで次打者の一塁線小フライにピッチャー篠塚がダイビング。しかしこれを弾いてしまい、打球がファウルグラウンドを転がる間に2失点。ついに同点とされてしまった。その裏、先頭の安達がレフト線にポテンヒットを打つも、後続が凡退してちょうど時間切れ。ダブルヘッダーは1敗1分で終わった。


10/29 練習試合(滝ヶ原)

バッファデブ01000405
ブルーオーシャンズ340022X11

(勝) 船橋1勝

諸事情により予定していた対戦相手との試合ができなくなったことにより急遽滝が原に場所を変更し今期二度目の対戦相手現地調達。当日は副キャプテン藤島の采配で左ピッチャーを育てるべく船橋が先発することとなる。初回先頭を歩かせる嫌な立ち上がり。続く2番を三振に切ってとった後、サードゴロで一塁アウトにするスキを見て、たファーストランナーが三塁を狙ったが、ファーストからの送球で三塁タッチアウト。何とか三人で1回表を終える。その裏先頭の藤島が四球・盗塁を決め、2番安達の当たりをサードがエラーする間にセカンドランナーが生還。続くバッターの内野ゴロの間に安達が三進し、4番小林の当たりをレフトがエラーの間に1点、6番バッターの内野ゴロの間にも1点を追加し計3点を先制。二回表に1点返されるものの、その裏、先頭の助っ人栗山がライトヒットで出塁し、後続も続き満塁となると、3番伊藤の内野ゴロの間に1点。さらに好調の4番小林の二塁打等で計4点を加える。大量得点でピッチャー船橋も次第に調子を上げ、5回1失点で6回からは落合にマウンドを譲る。すると審判の厳しい判定や不運なヒット、味方のエラーで4点を返されてしまう。しかしその裏、篠原のライト前ヒット、船橋の四球と相手エラーで1点を取ると、好調助っ人の栗山が本日3本目の内野安打で更に加点し、試合を決定付けた。今後も船橋が本日のような投球ができると勝利に結びつく試合が増えそうな印象が残った試合であった。


12/17 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ00000044
バブリシャス030002X5

(敗) 落合5勝5敗

2年ぶりとなるトリプルヘッダー第1戦。序盤、速球と高速スライダーを駆使する相手先発投手の前に、三振の山を築く苦しい展開。すると2回裏、先発の落合がつかまり、エラー・死球・暴投で一死二・三塁とした後、ピッチャーゴロの間にホームインされて先制を許す。さらに死球で二死一・三塁とした後、連続ヒットに守備の乱れも加わり、合計3点を失った。その後は、両軍とも毎回のように走者を出しながらも決定打を欠く展開が続くが、6回裏のバブリシャスは、先頭打者が四球で出塁した後、3連打で一気に2点を追加してリードを広げる。それでも、続く無死二・三塁のピンチを落合が凌ぎ、最終回の攻撃に望みをつなぐ。ここで相手チームが先発投手から2番手にスイッチ。これがブルーオーシャンズに吉と出て、二死で敵失の走者を二塁に置き、落合のタイムリーでまず1点。さらに敵失を挟んで小林紀のサード強襲ヒットと暴投で2点を加える。ここで相手は3番手投手に交代するが、井上の四球を挟み、船橋のタイムリーで1点差。続く清田が四球で二死満塁とし、続く大淵の打撃に期待がかかったが、右打席に転向したバットで捉えた打球はレフト定位置へのフライで万事休す。驚異的な追い上げも及ばず1点差負けに終わった。


12/17 練習試合(滝ヶ原)

バブリシャス311023010
ブルーオーシャンズ172100X11

(勝) 大淵2勝1敗1S / (S)落合5勝5敗1S / (本)井上(貴)1号

第2戦の先発は大淵。立ち上がり、二塁打とバントヒットで無死一・三塁とされると、続く3番打者にはツーストライクから散々粘られ、最後に投じたストレートをレフト頭上に運ばれホームランで3失点。その裏2四球と内野ゴロで1点を返すも、2回表にもヒットと2つのエラーで1点を追加される。しかし、続く2回裏、相手投手の乱れに乗じてブルーオーシャンズ攻撃陣が奮起。4つの四球で1点を取ってなお一死満塁から、助っ人柳がサードに内野安打、二塁走者大淵までが一気にホームインして同点とする。さらに暴投と敵失で2点をリードした後、井上の痛烈なレフト前ヒットが、ワンバウンドで相手レフトの頭上を越えてグラウンドを転々。そのままホームランとなり、この時点で8対4と試合を優位に進める。その後、11対5と6点リードの状態で迎えた5回表、満を持して登板した2番手の清田だったが、この日は絶不調。1安打4四球でこの回2点を失うと、続く6回にも4つの四球と自らのエラーで3点を失い、いよいよ1点差とされてしまう(余談であるが、この時点で、古川スコアラーの混乱により全員が2点差だと思い込んでいた)。ここで清田の足がつってしまったこともあり、急遽3番手落合にスイッチ。すると落合はエースの貫禄を見せ、この回をピシャリと抑える。攻撃陣は、再登板の相手背番号1の投手の前に全く追加点の気配もないものの、そのまま落合が最終回を抑え、どうにか勝利を挙げることができた。


12/17 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ00000000
城山Jacks530610X15

(敗) 大淵2勝2敗1S

今期最終戦の相手は、9月の敗戦以来3ヶ月ぶりの再戦となる城山Jacks。2試合連続の先発となった大淵は、相手1・2番打者を連続ピッチャーゴロに仕留めるものの、痛恨の連続エラーで無死二・三塁としてしまう。これでペースを掴み損ねると、後続に4連打を許しこの回5失点。続く2回にも、エラーを挟んで3安打で3点を追加されてしまう。それでも3本目のヒットで二塁を狙った相手走者を、センター船橋の好返球+ショート清田の好捕球で刺し、ようやく相手の流れを止めると、続く3回は無難に無失点で抑えた。一方、味方打線が相手好投手を打ちあぐねる中、4回からは2番手船橋が登板。しかしこれが完全に誤算で、まったくストライクの入らない5連続四球で降板。さらに緊急登板となった清田も、前の試合同様にコントロールに苦しみ、死球+四球を出したところで足の痛みを訴える。しかしフィールド上にマウンドを託せる者がおらず、策に窮した安達主将は、相手チームの許しを得て、既にベンチに下がっていた大淵を再登板させる。大淵は、ピッチャーフライで二死を取ったあと、センター前ヒットを許すものの、この試合2度目となる船橋の好送球でホームタッチアウトとし、どうにかこの回を終えた。その後、疲れを見せはじめた相手打線にも助けられ、5・6回と大淵が安定したピッチングを続けるものの、一方の打線は完全な沈黙状態。5回に太田・伊藤研の連打でかろうじて一死一・二塁のチャンスを掴むも後続が凡退。その後はチャンスらしいチャンスも無く完封負け。「トリプルヘッダーの最終戦は圧倒的な完封負けを喫する」という、2009年以来の悪いジンクスを作ってシーズンを終えることとなった。


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