1999年度 試合結果


4/10 TMリーグ(日野市多摩川)

ブルーオーシャンズ
ワンサイドパワーズ

(勝)新田1勝 / (S)細野1S

TMリーグ開幕戦は、去年に続いてパワーズが相手。小雨降りしきる中、1点をめぐる白熱した試合になった。先発3本柱候補の新田は、4回をノーヒット奪三振6のピッチングで期待に応えたが、一方の打線は寒さが身にしみる4安打。四球などで得た2度の満塁のチャンスを逃すなど、課題百出だった。


4/17 TMリーグ(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ
エンジェルスSr.

(勝)細野1勝1S

TMリーグ新加入のエンジェルスSr.と初めての対戦。相手投手の球威のある速球とスライダーに手こずるかに見えたが、3つの四球と2本のポテンヒット、さらに池上のレフト前タイムリーで4点を先制。しかし相手チームも徐々に吉永の球にタイミングを合わせ始め、6対4の2点リードで細野に交代するも、あっさり3連打で追い付かれた。が、6回表2死から細野自らのタイムリーで再び勝ち越し。その裏の無死二・三塁のピンチも何とか凌ぎ、接戦をものにした。


5/8 TMリーグ(府中健康センター/ナイター)

ブルーオーシャンズ
メテオス

(敗)吉永1敗

昨年TMリーグで唯一黒星を喫したメテオス相手に、必勝を期して臨んだ一戦。中盤まで5対2とリードして順調な展開で迎えた5回裏2死、新田と吉永の何でもないエラーが続いたあと、ヒットとランニングホームランであっと言う間に逆転されてしまった。先発吉永は、5回を投げて被安打わずか4にもかかわらず無念の敗戦投手。終わってみれば三つの走塁死も痛かった。


5/15 練習試合(滝ヶ原)

フリッパーズ
ブルーオーシャンズ

(本)中村1号

中村の本塁打などで3対2とリードしながら、不調の吉永が先週に続く3ランを浴びて逆転される嫌な展開。しかしその裏、大淵のタイムリーと相手のエラーでかろうじて同点にした。その後は両チームとも淡泊な攻撃で結局引き分け。なお、今回4年ぶりの出場となった篠原は、守備では3失策と精彩を欠いたが、先制のきっかけとなる2塁打で本格復帰への期待を繋いだ。


5/15 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ
フリッパーズ1x

(敗)吉永2敗

相手の守備の乱れに乗じて4対0とリードし、阿部の好投と合わせて楽勝ムードかと思わせたが、2番手大淵に繋いだ5回6回にエラー連発であっさり追い付かれる。最終回は満を侍して登板の吉永だったが、連投の疲れか、内野安打の後に3四球であっさり押し出しサヨナラ負け。毎回接戦に持ち込みながらどうしても勝てないフリッパーズ戦の相性の悪さを次回へも持ち越すこととなってしまった。


5/16 市民大会(けやき公園)

ブルーオーシャンズ
リオン

(勝)細野2勝1S

2回に連打であっさり5点を先制。しかしその後ジワジワと2点差まで詰め寄られる嫌な展開。いつもならこのまま守りに入って逆転されてしまうところだが、今回は4回表に井筒の好走塁で貴重な追加点を取り、その後は相手の拙攻にも助けられてそのまま逃げ切った。4回から登板の細野は、5安打2四球を許しながらも要所を締めて今シーズン2勝目。


6/5 TMリーグ(滝ヶ原)

国士無双
ブルーオーシャンズ

(勝)細野3勝1S

先発阿部は、ランナーを出すとコントロールが悪くなる危ない雰囲気ながらも、要所を締めて3回無失点。その後を受けた細野は危なげないピッチングで美味しい3勝目を貰った。一方の打線は、どうにか4点は取ったものの、6イニングで10残塁という腑甲斐ない内容で、次週の市民大会がちょっと心配。

なお、この試合の2回表、岡選手の放った捕手前の小フライを相手がファンブルし、記録員は迷いながらもこれを内野安打としたため、ブルーオーシャンズ史上3人目の50本安打達成となった(同時に史上2人目の50打点も達成)。さらにその直後の6回表に阿部選手の放ったライト前ヒットもブルーオーシャンズ史上4人目の50本安打であったが、これは記録員の不注意で試合後に発見されることとなった。


6/12 練習試合(杉野)

ワンサイドパワーズ
ブルーオーシャンズ

(勝)阿部1勝

初回、相手の守備の乱れに乗じて同点に追い付くも、その後は相手投手の伸びのあるストレートとカーブに苦しみ、6回までに内野フライ11という悲惨な攻撃。それでも、加順−阿部のリレーで相手の攻撃をどうにか封じ、ノーヒットで挙げた勝ち越し点を守って逃げ切り。最終回の阿部の3連続奪三振は、新田に続くローテーション投手誕生への期待を持たせた(か?)


6/13 市民大会(けやき公園)

ソルジャーズ
ブルーオーシャンズ11

(勝)細野4勝1S

初回、伊藤のヒットと盗塁、大淵の犠打、井筒の犠牲フライという野村ID野球のような先制点を挙げると、その後いきなり打撃爆発で合計5得点。1回戦に続いて序盤の大量点で試合を有利に進める。しかし先発新田はコントロールが悪く、3回を1安打6四球で不本意な降板。一方の打戦は4回に再び爆発して9点差、このままあっさりコールドゲームかと思わせたが、2番手細野が突然の大乱調。3四死球に牽制悪送球、タイムリーのあとにはホームスチールというおまけまでついて、いささか教訓の残る終わり方となった。それでも、5番小林の3打数3安打を始め、誰もが初めて見る中村のレフト線2塁打など、見所満載の試合でした。


6/20 市民大会(けやき公園)

ブルーオーシャンズ
JRシステムB7x12
(規定により3回コールド)

(敗)新田1勝1敗

雨あがりのぬかるんだグラウンドで、相手の拙守に助けられて2点を先取したが、味方の守備も2回裏に崩壊。エラー、ヒット、エラー、ヒットの悪魔のサイクルに陥り、あっと言う間に逆転されてしまった。新田から細野に投手交代した3回も相手の勢いは止まらず3年ぶりのコールド負け。Aリーグ昇格の夢はまたしても叶わなかった。ちなみに本日のエラー:投1/捕1/一1/二2/三2/遊1。これに加えて記録に残らない判断ミスや中継ミスも多く、いったん崩れ出すとボロボロになる精神面の脆さを露呈してしまった。


6/26 練習試合(滝ヶ原)

調遊会
ブルーオーシャンズ15

(勝)吉永1勝2敗 / (S)新田1勝1敗1S / (本)井筒1号

2年ぶりの現地調達試合。大会を終えて酒盛りをしている相手に試合を申し込み、アルコールが抜けきらないうちに9点を奪ってしまうという卑怯な展開だったが、とにかく16安打の快勝で先週の鬱憤を晴らした。


7/10 練習試合(滝ヶ原)

スターズ
ブルーオーシャンズ

久しぶりの快晴の下での試合だったが、内容の方はいまだ梅雨明けきらずという感じです。初回5点を先制しながらも、ジワジワと追い上げられるいつものパターンで結局引き分け。4回の2失点は大淵のエラーと野選、6回の4失点は新田の連続四球が響いた。一方の打線はと言えば、初回の5点は相手の4失策1野選に助けられたもので、結局わずか3安打。


7/24 練習試合(多摩川ガス橋)

ブルーオーシャンズ
VAGABONDS

(勝)細野5勝1S

初回、相手投手の乱れに乗じて6点を先取し、あとは尻すぼみのいつものパターン。先発新田が3回に突然乱れて危ない展開だったが、リリーフ細野の好投と5回の貴重な追加点でどうにか逃げ切った。ブルーオーシャンズ打線は外野にすら打球が飛ばない大スランプ状態。一方のVAGABONDSは芯で捉えた打球が多かったが、逆風と外野の好守に阻まれ、暑さにバテ気味の新田・細野を打ち崩せず。得点を見ると快勝だが、内容的には完敗といってもおかしくない試合だった。


8/7 練習試合(滝ヶ原)

デ研ディスカバーズ
ブルーオーシャンズ12

(勝)新田2勝1敗1S

連打で3点を先制されながらも、相手投手のコントロールの乱れに乗じて9点を取るいつもの展開。楽勝ムードかと思わせたが、先発吉永が4回に連打を浴びたところで細野主将は耐えきれずピッチャー新田をコール。吉永はあと1アウトというところで勝利投手の権利を逃した。一方、救援の新田はストレートが速くまずまずのピッチングで相手打線を零封。打線に関しては四球が多く今回は評価を差し控えるが、内野守備のザルぶりは相変わらずで、TMリーグ天王山から秋季市民大会への大事な時期を前に心配の種は尽きそうにない。


8/22 TMリーグ(府中健康センター/ナイター)

ブルーオーシャンズ
ダークホース

(敗)新田2勝2敗1S

2回裏ノーアウト満塁のピンチを、犠牲フライ+2塁走者タッチアウトで1失点で逃げ切ったかに思えたが、その後四球とタイムリーでさらに2失点。3回には、四球・四球・ホームランという最悪のパターンで大量点差となった。一方、ドン底の打線は一向に復活の気配なく、わずか4安打(しかもそのうち3本は内野安打)。これで今年のTMリーグ優勝はほぼ絶望です。唯一の救いは、ボロボロだった内野守備に安定感が戻りつつあることぐらいかな。

なお、この試合のあとで続けて行なわれた練習試合で、岡選手が記録に残らないレフト前ヒットを打ったことを、本人の強い要望に基づき付記しておきます。いやー綺麗な流し打ちだった。


8/28 TMリーグ(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ
フリッパーズ10

(敗)吉永1勝3敗

先発吉永は、不運なポテンヒットと味方のエラーに足を引っぱられているうちに相手打線のタイミングが合い始め、最後は3ランを食らって7失点。一方3回表には満塁から走者一掃のタイムリーかと思われたが、実は2塁ランナー伊藤の守備妨害だったことが発覚して無得点。それでも5回には4点を返して流れを掴むかに見えたが、その裏エラーと四死球でダメ押しの3点を取られてしまい、その後の粘りも届かず。TMリーグ上位争いからも大きく水をあけられてしまった。

打線の方はようやく復調の兆しが見えてきたものの、守備/走塁/投手とまだまだ問題を残したまま市民大会を迎えることになって心配ですね。この後は2週続けて練習なので、がんばって調子を上げていきましょう。


9/12 市民大会(けやき公園)

リオン
ブルーオーシャンズ

序盤は白熱の投手戦。0−0のまま5回に投手が細野から吉永に交代。そのかわりばな相手チームに2ランが飛び出し均衡が破れたあたりから試合が動き始めた。さらにリオンは、1アウト1、3塁のチャンスをつかむ が、1塁牽制アウト等でピンチを免れた。回が進み相手投手に疲労の色が濃くなるにつれ、徐々に塁上をにぎわし始め、7回ウラの土壇場、井筒の2塁打を足がかりに、相手のパスボールと阿部の2塁打、藤原のタイムリー でとうとう同点に。なおも2死1,3塁と攻め立て、疲れの見える相手投手が吉永に四球を与えたその時、3塁走者加順が三本間で挟殺され試合終了。ジャンケン5−0で2回戦進出! 反省点は多々あるものの、土壇場に追いついた粘りにまずは善しとしましょう。(試合解説:吉永・直江・伊藤)


9/25 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ
国士無双

(勝)吉永2勝3敗 / (本)阿部1号

初回、相手のエラーに乗じて押し出しで1点を先制したものの、打線の不調は続き苦しい展開。しかし、先発阿部、2番手細野の危なげない継投で相手を零封している間に追加点をあげ、最後は阿部の3ランで駄目押しした。3番手吉永も無難なピッチングでそのまま完封リレーかと思ったが、最終回3連続サードゴロで試合終了と思った瞬間に大淵がエラー。結局無駄な1点を献上してしまった。

なお、この試合で、大淵選手はブルーオーシャンズ史上初の公式戦100試合出場を達成しました。


10/3 市民大会(けやき公園)

ブルーオーシャンズ12
サザンクロス

(勝)吉永3勝3敗

池上の三振振り逃げからスタートした初回、阿部の2点タイムリー、新田の押し出し四球、吉永の2点タイムリーで見事に5点を先制。2回には小林の2点3塁打、3回には怒涛の5連続安打などでコールド勝ち。春季大会に続いて準決勝進出を決め、今度こそ念願のAリーグ昇格を目指す。


10/9 TMリーグ(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ18
ポロリーズ

(勝)新田3勝2敗1S / (本)細野1号

祝!岡選手4安打!

今シーズンこれまで.028という驚異の低打率に喘いでいた岡が、1打席目のセンター前ヒットを皮切りに、レフト前ヒット、センター犠牲フライ、一二塁間ヒット、セカンド内野安打と、5打席4打数4安打3打点の大活躍をしてしまいました。打率も一気に5倍増の.122です。これを受けてブルーオーシャンズ記録部では、連続打数安打のチーム記録を調査中ですが、次の試合でヒットを打てば、おそらくチーム新記録となるのではないかと思われます。

この奇跡的な記録の前で、試合内容の方が薄らいでしまいましたが、とにかく18得点の猛攻でTMリーグ最終戦に勝利し、4勝3敗という結果で全日程を終えることとなりました。まだ他チームの試合が残っていますが、順当に行くと本年度の成績は4位というところでしょう。来年は優勝帰り咲きを目指して再出発です。


10/17 市民大会(けやき公園)

西東京警察病院
ブルーオーシャンズ

(勝)細野6勝1S

1〜2回、緊張しまくりの守備陣がエラーを連発、2点のリードを許してどうなることかと思われたが、吉永の粘りのピッチングに応えて徐々にリズムを取り戻す。打線の方も、本来の調子からは程遠かったが、3回裏2死からの猛攻で同点に追い付くと、4回・5回は相手の守備の乱れに乗じた好走塁で一気に逆転。最終回、格好良く終わらせようとした細野が2死から2点を取られてちょっと焦ったが、最後の打者をショートゴロに打ち取りゲームセット。ついに念願の決勝進出およびAリーグ昇格を果たした。


10/24 市民大会(けやき公園)

ブルーオーシャンズ11
オクトパス

(勝)吉永4勝3敗 / (S)細野6勝2S

市民大会Bリーグ決勝戦。1回に両投手の立ち上がりを攻めて1点ずつを取り合ったあとの2回表、先頭吉永のレフト戦2塁打と盗塁から、相手遊撃手のトンネルで勝ち越しに成功。4回には四死球にボーク、野選が絡み、直江の2点タイムリーなどで一挙に5点をあげると、5回は古川が2盗、3盗とダイヤモンドを駆け回り(?)追加点、8対1とリードを広げる。その裏、2アウト満塁から2本のタイムリーで3点差にまで詰め寄られるが、6回以降は投手陣が踏ん張り、最終回の阿部、小林、藤原の3連打で掴んだ無死満塁のチャンスでは、押し出しと犠牲フライ2つでダメ押しの3点を追加し、勝負あった。(試合解説:岡)

写真を見たい方はこちらへどうぞ。


10/30 TMリーグ(東大和南公園)

メテオス
ブルーオーシャンズ

(敗)吉永4勝4敗

TMリーグトーナメント決勝戦。序盤は、吉永の好投・大淵のファインプレーなどで緊迫した展開となるが、4回に1死3塁から野選で失点。5回には2番手細野が四球と連打で4点を失った。打線は、4回吉永の2塁打で掴んだ1死2塁のチャンスには阿部・直江が凡退。6回熊谷のヒットと伊藤のバントヒットで掴んだ無死1・2塁のチャンスは、新田の2ゴロ併殺で無得点。結局、今シーズン初の完封負けを喫してしまった。


11/27 練習試合(滝ヶ原)

フリッパーズ
ブルーオーシャンズ

(勝)吉永5勝4敗 / (S)細野6勝3S

今シーズン最終戦。初回に四球と相手のエラーに乗じて3点を先取した後、3回には小林・阿部・玉木の3連打などで3点を追加、さらに5回にも熊谷のタイムリー2塁打と細野のタイムリーで合計9得点。守っては、味方のエラーに足を引っぱられた吉永が、それでも2安打1四球の3失点(自責点0)で持ちこたえると、続く細野は9人をパーフェクトリリーフ。そして最後にはレフト伊藤とセンター古川の連続ファインプレーで苦手フリッパーズを下し、今シーズン有終の美を飾った。


参考記録

11/13 紅白戦(滝ヶ原)

東軍
西軍

吉永・細野・新田の3本柱を擁する西軍に対し、東軍は大淵〜小林〜直江〜井筒〜阿部〜大淵〜小林〜井筒〜小林の小刻みなリレーで対抗。西軍の守備の乱れに乗じて優位にたった東軍が、最後は井筒の2ランでとどめを刺した。しかしその井筒も投げては2回1/3で4失点、しかもピンチになると減らず口が急に静かになってしまうという弱点を明かしてしまった。

12/11 紅白戦(滝ヶ原)

西軍
東軍

ブルーオーシャンズ史上初めて18人のメンバーが集結し、選手の貸し借りなしの純粋な紅白戦が実現した。前回と同じく、3本柱の西軍に対し小刻みなリレーの東軍という展開になったが、藤原の本塁打+2塁打や吉永の連続安打などで西軍が快勝した。前回の雪辱をはかった井筒は、第2打席で本塁打をはなったものの、投手としては7回に一挙5失点でまたしてもノックアウト、夜の部のMVP投票へ向けてイメージダウンが心配された(結果は一票差でかろうじてMVP獲得)。また、7回には岡のレフト線への当りが大きく抜け、そのまま余裕でホームランかと思われたが、3塁をまわったところで急激にスピードダウン。中村〜阿部〜大淵〜小林と渡った送球も逸れたが、既に滑り込む体力もなく、そのままあえなく本塁憤死となってしまった。


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